聖和学院中学校

自分の子を通わせた。誰でも入れるというのが世間の評価だと思うが、確かに学力的にそういう子もいるようだ。ただ、落ち着いた感じの真面目な子が多いので、学力とは別の評価軸であれば特に心配することもなく、普通の子が集まる学校という印象。個性を受け入れてくれると言う点で居心地が良い。ただし校則が厳しい。そのせいか身なりで悪目立ちするような子は見かけない。

授業時間数は比較的多く、土曜も学校があるが、その分大学の進学実績は学校偏差値以上の効果を上げている。現役合格率も高い。つまり子供が成長する学校と言える。高校からは優秀な生徒も入ってきて、学校偏差値だけではよくわからない学力分布になる。早慶上智あたりに進学する子もいるので感心する。ピンからキリまでというのはどこの学校でもそうだろうが。

高校では、普通科と英語科がある。中学から英語科に進学する子も多い。外国人の専任講師の他、大学から先生を招きハイレベルな教材を使い実践的な授業が行われる。他校で言う進学クラスに位置づけられる科になる。だから偏差値だけで判断して入学してくる子ばかりではない。一芸入試があるのも特徴。

それから小規模校ならではのメリット、デメリットがあるが、それは自分の価値判断で選べば良い。部活の活躍は人数が少なく団体競技は期待できない。同好会レベルになっている。しかし、個人レベルの競技、コンテストではそこそこの実績もある。